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ニュースレター⑦

  • 執筆者の写真: asianlegacylibrary
    asianlegacylibrary
  • 2025年11月16日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。ALL Japan事務局の素子です。


ALL本部ニュースレターから第7回目をお送りします。


文学の宝石を蘇らせる:ネパールでの新境地


■叡智の反響

ネパールという特別な国の高い山々のおかげで、サンスクリット語やネワール語の写本は、世界の他の地域からは隠されたまま、何世紀もの間、日々の知恵の守り手たちによって大切に守られてきました。


これらの写本は生活の一部として尊ばれ、街角では今でも家族や子供たちが経典を唱える声が響いています。


「自分たちが唱える大切な言葉の響きが世界のためになる」――そこにはそんな思いがあるんです。


この響きの中心にあるのが、ナーガールジュナ仏教研究所(NIBS)。

ALLと協力し、古代のテキストを探し出してデジタル化することで、その損失を防いでいます。


ALLとNIBSは、プラチャリットやランジャナ、ブジモルといったネパール最古の文字で書かれた貴重な貝葉写本にアクセスできました。


こうしたテキストは、受け継がれてくる過程で改変された可能性があるテキストとは異なり、著者の知恵をできるだけそのまま伝えてくれるものなんです。


―――News Letterはここまで


■貝葉写本ってなに?

貝葉写本は、椰子の葉(貝葉)を加工してつくられた古い文書のことです。

紀元前5世紀頃、釈迦の死後に仏教教典の口伝が記録され始め、貝葉に刻んだ写本が登場したそうです。

以下のようにして、つくられます。


①葉を煮たり発酵液につけて乾燥させる。

②防虫のため油を塗って平らに整える。

③細長く切った葉に金属のスタイラス(とがった棒状の道具)で文字を刻む。

④すすやインクを擦り込んで文字を浮かび上がらせる。

⑤ひもで束ねて木の表紙をつける。


こうして何百年も知恵を伝え続ける貴重な文化財となったのです。


写真の左の女性はALL本部の事務局長のエマさん。ハーバード大学で保全学を修められた、とても優秀な方なんですよ。

 
 
 

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