ニュースレター
- asianlegacylibrary
- 8月17日
- 読了時間: 2分
こんばんは
ALL Japan事務局の素子です。
今回から数回に分けて、ALL本部から届いた「Snow on the Mountain: 2025年夏ニュースレター」をお伝えしていきます。
(※Snow on the Mountain:「智慧を守り続け、世界に奉仕する」という意味)
第一回:「歴史的な新章の幕開け:ザナバザル蔵書の保存に向けて――モンゴルの文学遺産を守るための取り組みが、今、さらに広がる」より
◾️◻️世界に奉仕するための保存
ALLとモンゴルのザナバザル仏教大学(ZBUM)は、モンゴルで最も重要な現存する文献コレクションのひとつであるZBUMライブラリーをデジタル保存し、共有するという重要な取り組みに着手しています。
その重要性と価値にもかかわらず、この資料はまだデジタル化・アーカイブ化されていませんでした、今までは。
このプロジェクトは、モンゴルと世界の利益のために、何世紀にもわたって隠されてきた知恵を照らし出すことでしょう。
ガンダン寺院内に位置するザナバザル大学は、モンゴル仏教の学術研究と保存のグローバル・ハブです。
2023年にALLとガンダン僧院のパートナーシップが始まって以来、ALLとガンダンは22,500ページを超えるモンゴルの文献を保存しました。ZBUMとの協力は、ガンダン、大学との連携の新たな段階として、2年間の保存協定を結んで正式にスタートしました。
✨ニュースレターはここまで✨
ガンダン寺というのは、モンゴルの首都ウランバートルにある、とても大きなチベット仏教の寺院。モンゴル仏教の中心的な存在で、昔は5000人もの僧侶がいたそうです!
今でも大切なお祭りや仏教の勉強が行われていて、地元の人たちの心の支えになっているし、観光地としても人気なんですよ。
ザナバザル仏教大学は最高レベルの学校。古い写本や仏画なども大切に保存されていて、学術的にも歴史的にもとても価値の高いものばかりなんです。
こんな重要な保存活動に関わることができるなんて、本当にわくわくです!
さて次回は、ザナバザルという名前の由来やなぜ今すぐ保存しなければいけないのかといったお話をしますね。



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