DCCの活動について
- asianlegacylibrary
- 3月9日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
ALL JAPAN事務局です。
今回も前回に引き続き
DCC(Diamond Cutter Classics )の活動についてご紹介しますね。
以前お伝えしたように、ゲシェ・マイケル・ローチ先生は、今後150年間で1万冊の古典を翻訳するというビジョンを掲げ、DCCプロジェクトを設立しました。では、この壮大なプロジェクトは、どのように進められているのでしょうか。
文献の保存やデータ化は、皆様がご支援くださっているALLが行なっています。
翻訳は、ゲシェ・マイケル先生だけではなく、彼の指導のもとで、現在11名の精鋭たち(通称ミックスナッツ)がそれぞれ担当。そのようななかで次世代を担う人材も育っています。
翻訳の様子は「玄奘三蔵の塔」と名づけられたプログラムとして、オンラインで無料で一般公開されています。気軽に覗いてみてください。
かつて玄奘三蔵(602〜664)が唐からインドへ渡って、大量の仏典などを持ち帰りました。
それらを収蔵するために、652年に唐の高僧によって大慈恩寺内に大雁塔が建立されました。玄奘は大慈恩寺において、多くの学僧たちとともに、翻訳作業に残りの生涯を費やしたのです。
「玄奘三蔵の塔」は、まさに現代の玄奘たちの象徴!
大雁塔は西安市の大慈恩寺内に現存しています。訪れてみたいですね。
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ALLでは貴重な経典を保護し、データ化。世界中の人々が自由に学び、幸せな人生を生きられるよう無料で提供しています。
しかしながら、保護にかかる費用は決して安くはありません。これを可能にしているのは、皆様のご支援です。
活動にご賛同いただけましたら、ご寄付いただければ大変ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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