『般若心経』について
- asianlegacylibrary
- 4月13日
- 読了時間: 2分
更新日:4月18日
こんばんは。
ALL JAPAN事務局です。
本日は『般若心経』についてお話をしますね。
日本で知られている『般若心経』は「観自在菩薩〜」という言葉から始まり、観自在菩薩が弟子のひとりである舎利子(しゃりし)に教えを説いているような問答形式になっています。
でも実は、二人が自ら話していたわけではないんです。
仏陀が『般若心経』の教えをテレパシーのように二人に伝え、二人はまるで操り人形のように問答をしていたんですよ。
え~! そんなことってできるの?
できたんです!(笑)
チョニ・ラマ、ドラクパ・シェドルプ(1675~1748)による般若心経の解説書『SUNLIGHT ON SUCHNESS』にその様子が詳しく書かれています。
観自在菩薩たちの問答が行われたのが「霊鷲山(りょうじゅせん)」。
インドのビハール州ラージギル(古代マガダ国の王舎城)近郊に実在する岩山で、仏陀が修行と説法のために何度も訪れた場所です。形状が翼を畳んで座るハゲワシに似ていることからそのような名前で呼ばれるようになりました。
霊鷲山の山頂部にはレンガで築かれた仏陀の説法壇(仏跡)があって、一般の観光客や巡礼者に開放され、国内外から多くの人が訪れています。
2500年前に仏陀たちが集った場所。
いつか私たちも立ってみたいですね。
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『SUNLIGHT ON SUCHNESS』は、ゲシェ・マイケル・ローチたちによって現代の英語に訳されました。
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